鯖江の商店街の中にある佐野蕎麦で、久しぶりに「あばさけ」をいただきました。
あばさけとは、粗挽き十割のひきぐるみ蕎麦で、むちゃくちゃ太くて固い蕎麦です。その存在感は圧倒的で、味わいもパワフルです。よく噛んで味わう蕎麦で、噛むほどにもちもちした食感になり、口の中に蕎麦本来の旨味がじゅわーっとひろがていきます。出汁いらず、蕎麦だけで食べられる究極の蕎麦かもしれません。
おすすめは少し塩を使う食べ方です。
三種の塩をだしてくれました。梅味の塩、ワサビ塩、海の塩、です。それぞれの塩の味わいの違いも楽しめます。
あばさけを大で注文するとこのくらいの量です。塩三種がついて800円です。
佐野蕎麦のそば湯がまたいいんです。どろっどろに濃くてポタージュスープのようです。そば湯の容器の注ぎ口に詰まるくらいの濃厚さ。このそば湯の濃さ旨さも、また他にない特徴です。
佐野蕎麦
福井県鯖江市本町2丁目2-22藤田ビル1F
09082628833
定休日は木曜日
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【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
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2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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※遠田幹雄は株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役です。