福籠(ふくろう)という名前の本格手打ち蕎麦屋さんが2015年にオープンしたということでやってきました。
富山県八尾産の蕎麦を石臼挽きした蕎麦粉で手打ちしているそうです。二八蕎麦と十割蕎麦と選べるのもうれしいですね。今回は「辛味大根おろし十割」をオーダーしました。大根おろしの絞り汁につけて食べる蕎麦です。蕎麦そのものは細打ちで香り高くとてもいい蕎麦でした。蕎麦原料は八尾の在来種で八尾産を100%使っているそうです。
出汁はおろし蕎麦ともりで作り分けているようで、おろし蕎麦の出汁は少々甘め、もりそばのつゆは少々辛め。しかし、今回は出汁を使わずにいただきました。まずは蕎麦だけでいただくと十割蕎麦らしい蕎麦のよい香りが楽しめます。
季節の野菜天ぷらもオーダーしました。
写真では表現しきれないくらいたくさんの野菜が入っていて、ひとりで食べるとこれだけでお腹いっぱいになります。ふたりでシェアするとちょうどいいくらいではないでしょうか。
福籠のメニューは女性ふたりでやっている蕎麦屋にしてはかなり多いです。このグランドメニュー以外にもホワイトボードに手書きしてあるメニューがあります。がんばってますね。ファンも多いと思います。
夜の営業は予約のみとのこと。
前日迄の予約で、2名様より、蕎麦コース2700円のみ
コースの内容は、季節の小鉢2品 そばがき 蕎麦の実粥 蕎麦味噌 もりそば 蕎麦豆腐 蕎麦粉を使ったデザート 旬野菜のミニ天盛り
本格手打ち蕎麦 福籠 (ふくろう)
富山県富山市山室303−28 〒939-8006
営業時間 11:30~15:00(蕎麦がなくなり次第終了)
※夜は前日までの予約のみ
電話 076-422-7607
定休日 月曜日+月2回不定休
席数 20席(カウンター4席、テーブル4卓)
駐車場 8台~
このサイト(北陸の蕎麦食べ歩き)について
ご意見ご感想がありましたらこちらのフォームから送信ください。この「蕎麦食べ歩き北陸」というブログは遠田幹雄が一人で写真を撮影し主観で記事を書いています。
【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
そのような理由から、このWEBサイトの写真は「鰹節なし」「ダシなし」の蕎麦だけのものが中心です。偏った情報に見えるかもしれませんがご容赦願います。
2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
※遠田幹雄公式ブログには「蕎麦カテゴリ」もあります。蕎麦好きの方は遠田幹雄BLOGの蕎麦カテゴリもご覧になってみてほしいです。
このWEBサイトと連携している蕎麦食べ歩き北陸のフェイスブックページにも蕎麦情報があります。
※遠田幹雄は株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役です。