蕎麦屋めぐりもいいのですが、今回は番外編として家蕎麦です。スーパーやドラッグストアで手に入る乾麺の十割そば、滝沢更科「十割そば」(200g)を茹てて食べたという報告です。

原材料は国内製造のそば粉だけで、つなぎは使っていません。袋には「食塩を加えずにつくりました」「おいしいそば湯が楽しめます」とあります。

乾麺は製麺時に塩を使うものが多く、茹で汁が塩辛くなって蕎麦湯には向かないことがあります。食塩不使用のこの麺は、茹で汁がそのまま蕎麦湯になるのがうれしいところです。
十割そばを気軽に自宅で楽しめるのが乾麺のよさ
販売は日清製粉ウェルナ、製造は長野県千曲市の滝沢食品。1人前の目安は乾麺80〜120gです。
茹で方は袋の指示どおりに
十割は切れやすいので、袋の手順を守りました。
- 乾麺100gに対して水1L以上の湯を沸騰させ、麺をパラパラと入れる
- 再沸騰後、軽く沸騰を保ちながら3分茹でる
- 火を止めて2分置く
- 手早くザルにあげ、充分に水洗いする(できれば氷で締めるとよいです)
袋の注意書きは「強くかき混ぜない」「茹でた後に時間を空けない」「茹で直しをしない」の3点です。茹でている間は箸でつつきたくなりますが、できるだけ我慢して見守るようにします。
※実は私はフライパンで蕎麦を茹でていることもあり時々は箸を使い蕎麦がフライパンの底にくっつかないようにそっとすくっています(笑)
薬味は大根おろし・白ねぎ・焼き油揚げ

大根おろしは、おろし金ではなく器具で作りました。最近の器具は性能がよいので粗めの粒は残りません。シャキッとした食感の水分たっぷりのおろしになります。手でおろすより早くてラクです。少し水を入れてからカットした大根を入れて30秒ほどスライスカットするとちょうどいい感じになります。

ねぎは白ねぎを大きめに刻み、油揚げは細切りにして焦げ目がつくまで焼きました。

麺の様子
麺は灰色がかった褐色で、表面に黒い粒(ホシ)が点々と見えます。水で締めたあとはツヤがあり、十割の乾麺にしては途中で切れずに長いまま持ち上がりました。袋の指示どおり、茹でてすぐに盛り付けたのが良かったのだと思います。

大根おろしのさっぱり感、白ねぎの辛み、焼き油揚げの香ばしさとコクが、蕎麦の素朴な風味とよく合います。あと使う調味料は醤油だけです。うちでは輪島のサクラ醤油を使っています。サクラ醤油は甘めの味付けの醤油なので、辛い大根おろしとの相性が抜群です。ダシ不要のおいしいお剃り蕎麦になりました。
乾麺だと蕎麦の香りに期待はできません。ですが、なんといっても十割蕎麦。やはり蕎麦の旨味がしっかりと感じられるのがよいです。
締めは蕎麦湯

食べ終わったら、茹で汁をそのまま蕎麦湯に。十割なので、そば粉の溶け出した茹で汁にほんのりとろみと蕎麦の香りがあります。残ったつゆを割って飲み干せば、家蕎麦でも店と同じように最後まで楽しめます。
まとめ
食塩不使用の十割乾麺なら、家でも「茹でて、食べて、蕎麦湯まで」をひと通り楽しめます。蕎麦屋に行けない日の一杯としておすすめです。
実は、この滝沢更科の十割そば乾麺について、うちではまとめ買いして常時ストックしています。乾麺は長持ちするので、もしもの非常食としても便利ですよ。

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【特徴と傾向】本人は蕎麦好きのベジタリアンで肉と魚を食べません。鰹節が苦手なので蕎麦屋ではできるだけカツオ系は外してもらっています。鰹が強いダシは香りが強すぎて苦手なため、鰹が効いた出汁は使いません。大根おろし汁で食べるおろし汁蕎麦が一番の好みですが、醤油系のかえしや塩だけで食べる蕎麦も好きです。また、蕎麦は太めで香り高いものが好きで、蕎麦の香りをじゃまするような種物はあまり一緒に注文しません。
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2015年2月に蕎麦鑑定士4級になり、2018年3月には蕎麦鑑定士1級に認定されました。1級認定まで4年かかりましたがよい勉強をさせていただきました。今後も趣味として(食道楽として)の「お蕎麦の研究」を続けていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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