臥竜洞には日本一の蕎麦打ちがいた、樅山甚太郎氏が打った越前そばは絶品

臥竜洞

臥竜洞

越前蕎麦は「3たて」がうまいといわれている。「3たて」とは、挽きたて、打ちたて、茹でたてのこと。挽きたてのそば粉を使い、打ち立ての蕎麦麺を使い、茹でたてのお蕎麦を食べるのが一番うまいということである。
越前そばの本場福井で蕎麦打ち日本一になった蕎麦匠の名人が打ってくれた蕎麦を食べる機会があった。香る新蕎麦は出汁がなくてもうまい。

日本一の蕎麦打ちと呼ばれる樅山甚太郎(もみやまじんたろう)氏は、蕎麦打ち55年のキャリア。かつて蕎麦打ちの全国大会に出場したときは圧倒的な得点で日本一になったことがあるという。(その大会名称は、「第17回全国蕎麦味くらべ大会」と言われたようだが正式名称は未確認)
樅山甚太郎氏は、越前蕎麦の普及に情熱を持っており、全国あちこちで蕎麦打ちの実演などにも出かけている。